国民主権と選挙権-「市民主権」への展望(辻村みよ子著作集<3>) オンライン [全集叢書]

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国民主権と選挙権-「市民主権」への展望(辻村みよ子著作集<3>)の 商品概要目次『国民主権と選挙権―「市民主権」への展望(辻村みよ子著作集第3巻)』辻村みよ子(東北大学名誉教授) 著【目次】◇第1章 主権論の展開◇1 戦後憲政史と主権論・選挙権論〔2015年〕 〔辻村みよ子「日本の戦後憲法史と主権論・選挙権論―民主主義は根づいたのか」 『選挙権と国民主権』日本評論社(2015年)第1章第1節-第3節,1-35頁〕 Ⅰ 戦後憲政史のなかの憲法 Ⅱ 憲法学における国民主権論の展開と功罪―宮沢説・「70年代主権論争」・芦部説 Ⅲ 選挙権論・議会制民主主義論の展開と功罪 〔補 遺〕2 国民主権と国家主権―近代国民国家の主権原理・再考〔2002年〕 〔辻村みよ子『市民主権の可能性』有信堂(2002年)第一章第二節56-71頁,初出, 辻村「国民主権と国家主権―近代国民国家の主権原理・再考」杉原泰雄先生古稀記念論文集刊行会編『21世紀の立憲主義』勁草書房(2000年)〕 Ⅰ グローバリゼーションと主権論 Ⅱ 日本の憲法学における「国家主権と国民主権の統一的把握」問題 Ⅲ 近代国民国家における国民主権と国家主権 Ⅳ 日本の課題 〔補 遺〕3 主権論の新地平―国民主権論の現代的意義と課題〔2002年〕 〔辻村みよ子『市民主権の可能性』有信堂(2002年)第一章第一節,19-55頁,初出, 辻村「主権論の新地平―『国民国家の相対化』」と国民主権論の展望―」東北大学法学会編『法学』65巻3号(2001年)1-41頁前半〕 Ⅰ 主権をめぐる問題状況 Ⅱ 主権の観念と分析視角 Ⅲ 戦後憲法学における主権論の展開 Ⅳ 「人民主権」から「市民主権」へ 〔補 遺〕4 日本の主権論―国民主権論の「停滞」は必然か〔2011年〕 〔辻村みよ子「国民主権―国民主権論の「停滞」は必然か」 辻村=長谷部恭男編『憲法理論の再創造』日本評論社(2011年)109-122頁所収。初出,法律時報80巻8号(2008年,7月号)〕 Ⅰ はじめに―国民主権論60年の軌跡 Ⅱ 「70年代主権論争」の「功罪」 Ⅲ 「折衷説」通説化の問題点―理論的課題① Ⅳ 制度論との接合―理論的課題② Ⅴ 「市民主権」論の有効性―理論的課題③ Ⅵ 憲法制定権力論と憲法改正の限界―理論的課題④ 〔補 遺〕5 主権論・代表制論―つまずきのもと〔2010年〕〔辻村みよ子「主権論・代表制論」法学教室357号(2010年)6月号No.367「特集 つまずきのもと・憲法」6-10頁〕 はじめに―主権論の「つまずきのもと」は「融合」説? Ⅰ 主権論の展開 Ⅱ 主権論の論点と類型―4つの類型 Ⅲ 統治制度論との関係 Ⅳ 展望―人民主権=市民主権的構成の有効性 〔補 遺〕6 近代憲法理論の再編と憲法学の課題〔2003年〕 〔辻村みよ子「近代憲法理論の再編と憲法学の課題」(第67回日本公法学会2002年報告)公法研究65号,有斐閣(2003年)25-49頁〕 Ⅰ はじめに Ⅱ 国家の相対化と憲法理論の「変容?」 Ⅲ 近代人権原理の相対化と憲法学 Ⅳ 現代憲法理論の構造的再構築のために 〔補 遺〕◇第2章 欧米における主権と「市民主権」論◇7 欧米における主権論の展開〔2002年〕 〔辻村みよ子「欧米における主権論の展開」『市民主権の可能性』(2002年)第一章第三節72-106頁,初出, 辻村「主権論の新地平―『国民国家の相対化』と国民主権論の展望」東北大学法学会編『法学』65巻3号(2001年)1-41頁後半〕 Ⅰ 1990年代以降の主権状況 Ⅱ フランスの主権論の展開 Ⅲ ドイツの主権論と欧州統合 Ⅳ イギリスの国会主権と欧州統合 Ⅴ アメリカの主権論と新しい潮流 Ⅵ 小括 〔補 遺〕8 フランスにおける主権論の展開〔2015年〕 〔辻村みよ子『選挙権と国民主権』日本評論社(2015年)第4章第2節233-256頁〕 Ⅰ 主権論の展開 Ⅱ フランス憲法学の主権論 Ⅲ 近年の動向 〔補 遺〕9 シティズンシップと「市民主権」〔2002年〕 〔辻村みよ子『市民主権の可能性―21世紀の憲法・デモクラシー・ジェンダー』有信堂(2002年)第三章第一節165-187頁, 初出「『市民』と『市民主権』の可能性」法律時報70巻8号(1998年)〕 Ⅰ 「近代国民国家のゆらぎ」と市民権論の展開 Ⅱ 市民概念の展開と二つの国家像 Ⅲ シティズンシップをめぐる議論の動向 Ⅳ 日本における市民権論と「市民主権」 Ⅴ 「二つの道」と「市民主権」の可能性 〔補 遺〕10「市民」と「市民主権」の可能性・再論〔2004年〕 〔辻村みよ子「『市民』と『市民主権』の可能性・再論」 樋口陽一=森英樹=高見勝利=辻村みよ子編著『国家と自由―憲法学の可能性』日本評論社(2004年)121-140頁〕 Ⅰ はじめに Ⅱ 市民概念とシティズンシップ論の展開 Ⅲ 二つの国家像・デモクラシー論と二つの市民 Ⅳ 「市民主権」の可能性 〔補 遺〕11 「市民主権」論・参加民主主義論の有効性と課題〔2015年〕 〔辻村みよ子『選挙権と国民主権』日本評論社(2015年),第1章第4節35-66頁〕 Ⅰ 「市民主権」論の意義 Ⅱ 「市民主権」論に関する議論 Ⅲ 現代における主権論・民主主義論の展開と憲法学 Ⅳ 立憲主義憲法学・民主主義憲法学の課題 〔補 遺〕12 カウンター・デモクラシーと選挙―「市民主権」の両輪として〔2012年〕 〔辻村みよ子「カウンター・デモクラシーと選挙の効果的協同へ―「市民主権」の両輪として」世界835号(2012年10月号199-205頁) Ⅰ はじめに―カウンター・デモクラシーと選挙の関係 Ⅱ 投票価値平等をめぐる訴訟と2011年「違憲状態」判決 Ⅲ 選挙制度改革の行方 Ⅳ 政治不信の時代の処方箋 〔補 遺〕◇第3章 選挙権論の展開と課題◇13 日本における選挙権論の展開と課題〔2015年〕 〔辻村みよ子『選挙権と国民主権』日本評論社(2015年)第2章第2節1・2,75-79頁,初出, 辻村「『権利』としての選挙権と『投票価値平等』」明治大学法科大学院論集第14号(高橋和之教授古稀記念論文集),2014年3月,1・2〕 Ⅰ 日本の選挙権論の課題 Ⅱ 選挙権権利説の論点と射程 〔補 遺〕14 フランス革命期の選挙権論―主権理論との交錯〔1989年〕 〔辻村みよ子「フランス革命期の選挙権論―主権理論との交錯」一橋論叢78巻6号(1977年), 辻村『「権利」としての選挙権』勁草書房(1989年)第二部第一章66-91頁所収〕 Ⅰ はじめに Ⅱ 選挙権論をめぐる二つの体系 Ⅲ 革命期以降の学説の展開 Ⅳ おわりに 〔補 遺〕15 フランスにおける選挙権論の展開〔2015年〕 〔辻村みよ子『選挙権と国民主権』日本評論社,2015年,第2章第1節67-75頁,256-262頁〕 Ⅰ 主権と選挙権をめぐる理論的課題―問題の所在 Ⅱ フランスにおける選挙権論の展開と課題 Ⅲ 選挙と選挙権に関する議論の展開 Ⅳ 今後の課題 〔補 遺〕16 選挙権の本質と選挙原則〔1989年〕 〔辻村みよ子「選挙権の本質と選挙原則」一橋論叢86巻2号(1981年),辻村『「権利」としての選挙権」勁草書房(1989年)第二部第三章169-196頁所収〕 Ⅰ はじめに Ⅱ 選挙権の本質(法的性格) Ⅲ 選挙原則をめぐる問題 Ⅳ おわりに 〔補 遺〕17 選挙権の「権利性」と「公務性」―「選挙権論争」をめぐって〔1989年〕 〔辻村みよ子「選挙権の『権利性』と『公務性』―「選挙権論争」をめぐって」法律時報59巻7号(1987年6月号), 辻村『「権利」としての選挙権』勁草書房(1989年)第一部第二章38-50頁所収〕 Ⅰ はじめに Ⅱ 選挙権論の展開と「選挙権論争」 Ⅲ 「選挙権論争」の争点と功罪 Ⅳ 「選挙権論争」の真の発展のために 〔補 遺〕18 選挙権論の「原点」と「争点」・再論―野中教授の批判に応えて〔1994年〕 〔辻村みよ子「選挙権論の「原点」と「争点」・再論―野中教授の批判に応えて」法律時報62巻10号(1990年), 杉原泰雄=樋口陽一編『論争憲法学』日本評論社,1994年,239-251頁所収〕 Ⅰ はじめに Ⅱ 選挙権論の「原点」と方法について Ⅲ 「公務」性の理解について Ⅳ 選挙権論の有効性をめぐって 〔補 記〕〔杉原=樋口編『論争憲法学』収録時〕 〔補 遺〕◇第4章 議員定数訴訟・投票価値平等問題◇19 投票価値平等訴訟の展開〔2015年〕 〔辻村みよ子「『権利』としての選挙権と『投票価値平等』」明治大学法科大学院論集14号(高橋和之先生古稀記念論集), 2014年,三以下99-109頁,辻村『選挙権と国民主権』日本評論社(2015年)第2章第2節80-87頁所収〕 Ⅰ 投票価値平等訴訟の展開と課題 Ⅱ 衆議院小選挙区比例代表並立制下の展開 Ⅲ 参議院定数訴訟の展開 Ⅳ 理論的課題 〔補 遺〕20 衆議院議員定数不均衡訴訟と「一人別枠訴訟」〔2015・2021年〕 〔辻村みよ子『選挙権と国民主権』日本評論社(2015年)第2章第3節87-117頁,Ⅵ辻村『憲法(第7版)』日本評論社(2021年)323,328-329頁〕Ⅰ 1976(昭和51)年4月14日衆議院定数訴訟最高裁違憲判決 Ⅱ 2011(平成23)年3月23日「一人別枠訴訟」最高裁判決 Ⅲ 2012年総選挙をめぐる高裁判決と最高裁「違憲状態」判決 Ⅳ 2015(平成27)年11月25日判決以後 〔補 遺〕21 参議院の独自性と特殊性〔1989年〕 〔辻村みよ子「参議院の『独自性』と『特殊性』―参議院の役割と選挙制度・再考」ジュリスト868号(1986年9月), 辻村『「権利」としての選挙権』勁草書房(1989年)第三部第三章第四節284-299頁所収〕 Ⅰ はじめに Ⅱ 二院制の本旨と参議院の「独自性」 Ⅲ 参議院選挙制度と参議院の「特殊性」 Ⅳ 選挙結果と参議院論の諸課題 〔補 遺〕22 参議院議員定数不均衡訴訟の展開〔2015・2021年〕 〔辻村みよ子『選挙権と国民主権』日本評論社(2015年)第2章第4節117-152頁,Ⅵ辻村『憲法(第7版)』日本評論社(2021年)331-332,358-359頁〕 Ⅰ 参議院議員定数訴訟の展開―1964(昭和39)年最高裁判決から1994年法改正まで Ⅱ 1996(平成8)年9月11日最高裁「違憲状態」判決以後 Ⅲ 2012(平成24)年10月17日大法廷判決の意義と課題 Ⅳ 2013(平成25)年11月28日広島高裁岡山支部「選挙無効」判決Ⅴ 2014(平成26)年11月26日最高裁「違憲状態」判決 Ⅵ 2017年(平成29年)9月27日最高裁合憲判決以後 〔補 遺〕23 最高裁判所大法廷提出 意見書 令和2年(2020年9月1日)〔2020年〕 第1 本意見書の趣旨 第2 本意見書の概要 第3 参議院議員定数訴訟の展開と争点 第4 平成29年大法廷判決の問題点 第5 本件令和元年選挙無効訴訟に対する高裁判決等の問題点 第6 諸外国における投票価値平等の動向 第7 フランスと日本における主権論・選挙権論の展開―本意見書の基礎理論 第8 結語 〔補 遺 1〕 〔補 遺 2〕参議院定数訴訟2020(令和2)年11月18日最高裁大法廷判決評釈◇第5章 選挙人資格と選挙権行使◇24 諸国の選挙制度と選挙区割〔2015年〕 〔辻村みよ子「諸国の選挙制度と選挙区割の見直し」辻村『選挙権と国民主権』日本評論社(2015年)第4章第1節211-233頁〕 Ⅰ 選挙権・被選挙権の法的性格と選挙原則 Ⅱ 選挙制度の種類と主要国の実態 Ⅲ 選挙区割と投票価値平等 Ⅳ 選挙権の本質論を踏まえた理論的課題 〔補 遺〕25 選挙権の性格と選挙人資格〔2015年〕 〔辻村みよ子「選挙権の法的性格と選挙人資格」岡田信弘他編『憲法の基底と憲法論(高見勝利先生古稀記念論文集)』信山社(2015年)341-369頁, 辻村『選挙権と国民主権』第3章第1節153-183頁所収〕 Ⅰ 選挙権の法的性格論の展開 Ⅱ 選挙権の資格要件 Ⅲ 成年被後見人の選挙権 Ⅳ 受刑者の選挙権 〔補 遺〕26 選挙権および被選挙権の停止―最高裁昭和30年2月9日大法廷判決〔1996年〕 〔辻村みよ子「選挙権および被選挙権の性格」樋口陽一=野中俊彦編『憲法の基本判例(第2版)』法学教室増刊,有斐閣(1996年)172-175頁〕 Ⅰ 事件の概要 Ⅱ 判旨 Ⅲ 解説 〔補 遺〕27 選挙権の行使―在宅投票制廃止違憲訴訟〔2015年〕 〔辻村みよ子『国民主権と選挙権』日本評論社(2015年)第2章第2節183-199頁〕 Ⅰ 在宅投票制廃止違憲訴訟―立法不作為の違憲訴訟 Ⅱ 1985(昭和60)年11月21日最高裁判決 Ⅲ 検討 〔補 遺〕28 在外国民選挙権訴訟―2005(平成17)年9月14日最高裁違憲判決〔2015年〕 〔辻村みよ子『選挙権と国民主権』日本評論社(2015年)第3章第2節191-199頁〕 Ⅰ 経緯 Ⅱ 2005(平成17)年9月14日最高裁判決 Ⅲ 検討 〔補 遺〕29 選挙活動の自由と立法裁量〔1989年〕 〔辻村みよ子「選挙活動の自由と立法裁量―選挙権論の射程をめぐって〔論争憲法学15〕」法律時報60巻10号(1988年9月), 辻村『「権利」としての選挙権―選挙権の本質と日本の選挙問題』勁草書房(1989年)第一部第三章51-63頁所内容紹介◆辻村みよ子著作集 ― 憲法・比較憲法・ジェンダー法学など広範な著作をテーマ別に編集◆憲法学の基層から、根源的な権利を追求し続けた、憲法研究者としての50年にわたる軌跡の集大成。憲法・比較憲法・ジェンダー法学など広範な著作をテーマ別に編集。●第3巻は、国民主権論・選挙権論の基礎研究をふまえ、「市民主権」論への展望と、現在の具体的な選挙問題を検討。図書館選書憲法学の基層から根源的な権利を追求し続けた、研究者としての50年にわたる軌跡の集大成。第3巻は、国民主権論・選挙権論の基礎研究をふまえ、「市民主権」論への展望と、現在の具体的な選挙問題を検討。著者について辻村 みよ子 (ツジムラ ミヨコ)東北大学名誉教授国民主権と選挙権-「市民主権」への展望(辻村みよ子著作集<3>)の商品スペック商品仕様出版社名:信山社著者名:辻村 みよ子(著)発行年月日:2021/08ISBN-10:4797213639ISBN-13:9784797213638判型:B5発売社名:信山社出版対象:専門発行形態:全集叢書内容:法律言語:日本語ページ数:620ページ縦:22cm横:16cm厚さ:3cm他の信山社の書籍を探す書籍 信山社>法律 信山社>法律 信山社

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